バー3614のオーディオシステムは以下で構成されています。

Amplifiers: Luxman L-505ux2 (for Front)  Fostex AP25 (for Rear)
Turntables: Techinics SL1200mk7 x 2
Cartridges: Ortofon Concorde Mk2 Club   Audiotechnica VM750SH (for CD-4)
DJ Mixer: Allen & Heath Xone:23
Speaker Systems: Custom Made with Fostex
Front – FW305+FE126NV2+T360FD
Rear – FE126NV2+T360FD
CD-4 System Demodulator: Victor CD4-1
SQ Decoder: Sony SQD-2020
*RMはSQD-2020のR-MTXポジションで再生

オーディオ接続図

スピーカーは、今や数少ない日本の音響メーカーのフォステクス(フォスター電機株式会社)のユニットを使用しエクスペリエンス・スピーカー・ファクトリーにより設計された特注品で、60年代後半から70年代前半の録音のレコードの再生に最適のチューニングがされています。この特注スピーカーの開発裏話がエクスペリエンス社のブログに掲載されていますので、ご興味があればこちらも読んでみてください。

また当店は、1970年代前半に日米のオーディオメーカーとレコード会社が普及を図ったものの消え去ったオーディオ黒歴史の「4チャンネル・レコード」を当時の機材を再整備したものを使用し完璧な再生ができる環境を提供しています。今ではデジタルで簡単にできるマルチチャンネルを物理的に2チャンネルしかないアナログ・レコードでの再生を実現した当時の技術は素晴らしいものですが、価格が高価だったこと、方式の乱立などにより1975年頃には姿を消すことになりました。